にわか雨の強さは？雷雨やゲリラ豪雨や夕立との違いもスッキリ納得！
ふとニュースを見ていて、
「にわか雨の恐れがあります」と。
ただ、にわか雨って
どれくらいの強さの雨のことを
言うのかなって気になりますよね。
にわか雨か雷雨の恐れ
というのもよく聞きますし、
ゲリラ豪雨という言葉もあります。
それぞれどんな違いがあるのか
わかりやすく説明します。
にわか雨の強さはどれくらい？
にわか雨の強さを知る前に、
そもそも「にわか雨」を
間違って覚えている方も多いので、
そこから確認していきましょう。
ずばり、「にわか雨」とは、
突然降り出して、
突然止む雨のことを言います。
「にわか」という言葉の意味には
突然という意味があります。
雨が降っている時間はとても短く、
長くても30分以内のものを、
にわか雨と呼びます。
という前提で、さっそく
にわか雨の強さは？に
お答えしますが、
実は強さは関係ありません。
どうも最近は、若者が間違って
使っていることも多く、
「弱い雨」という意味で
使っている場合が多いよう。
私は学習塾の講師をしていた
経験があるのですが、
弱い雨が降ると「にわか雨」
だと言う小中学生が多いのに驚きました。
まとめると、雨の降り方は
強くても弱くても関係なく、
急に降り出して30分以内に
おさまる雨をにわか雨と呼ぶのでした。
では、よく一緒に使われる
雷雨についても見てみましょう。
にわか雨と雷雨の違いは？
まず、にわか雨とは、
突然に降り出して
30分以内に止む雨でした。
それに対して、
雷雨は雷を伴う雨のことを指します。
雷雨の場合はどれくらいの時間
続くかは関係なく、
雷を伴って比較的つよく降る雨
ということができるでしょう。
よく天気予報で、
「今日はにわか雨か雷雨の予報です。」
というので、なんだか似たものに
思ってしまうかもしれませんが、
この2つは全然ちがったものでした。
にわか雨と雷雨がどっちも降ることはあるの？
にわか雨と雷雨について
お話ししましたが、
ここで疑問に感じたことが。
どちらも同時に降ることも
あるのかということ。
そして、もし突然降りだして、
突然止む雨に雷が伴っていたとしたら、
なんと呼べばいいのだろうか？
気になりますよね。
はい。実際にどちらも降る
ということはあります。
これは、にわか雨の雷雨
と呼ばれています。
次はにわか雨とゲリラ豪雨と夕立の違いは？
にお答えします。
にわか雨と夕立とゲリラ豪雨の違いは？
にわか雨と区別がつかないものとして、
夕立とゲリラ豪雨もあります。
その違いをお話していきます。
まず、にわか雨・夕立・ゲリラ豪雨は
全て驟雨（しゅうう）の一種です。
つまり、全て突然降り出して、
突然止む雨のことですね。
そのなかでも違う部分を
まとめて紹介してみました。
にわか雨と夕立の違いとは？
夕立とは、夏の午後から
夕方にかけて降る突然の雨
を言います。
にわか雨との違いは、
時間や季節の限定があることです。
そのため、夏の午後から夕方にかけて
突然降った雨のことは夕立と言いますが、
にわか雨と言っても
間違いではありません。
にわか雨とゲリラ豪雨の違い
ゲリラ豪雨とは、
局所的な大雨を指すことが一般的です。
突然降り出した強い雨のことを指します。
主に、天気予報などでゲリラ豪雨という
言葉を使う場合には
1時間で100ミリ以上の
雨が降った場合です。
1時間に100ミリの雨が降ると、
場所によっては災害が発生する可能性や
交通網の遅延につながる
可能性もあるので注意を促す目的で
使われていますね。
危険を知らせるために、
あえてゲリラ豪雨という
強い表現を使うのでした。
また、にわか雨は、
雨量に関係なく使いますが、
ゲリラ豪雨は雨量が
関係しているのが違うところですね。
まとめ
ここまでお話してきたことをまとめると、
ということです。
にわか雨って弱い雨だと
覚えている人も多く、
私も今までは曖昧に使ってきましたが、
ちゃんとした意味を知って
使いたいものです。
ついでに似ている雨の種類も知って
納得して使えるといいですね！
