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エベレストの高さが変化している!? K2に負ける可能性も!

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世界第一位の標高を誇るエベレストの

標高を再測量するため、

ネパールの調査団が2019年4月10日に

出発しましたが、結果が楽しみですね!

 

ちなみに前回の測量は1954年にインドが実施。

 

なぜ再測量するかというと、

2015年4月25日に起こった

ネパール大地震の影響で標高が

低くなったと言われているからとのこと。

 

どうせなら、65年前のデータそのままではなく、

きちんと現在の技術で科学的に調べて

ほしいと思いますよね。

 

ということで、エベレストの標高について

・前回の測量方法と今回の測量方法

・標高が高くなる要因と低くなる要因

・世界第2位の標高を誇るK2山との標高差

について一緒に見ていきましょう。



エベレストの標高の測り方!前回1954年の測定方法とその後は?

現在のエベレストの標高は

1954年にインド調査団が

測量した8,848mが正式な記録。

 

その当時の測量方法は、

三角測量という方法でした。

 

 

三角測量(さんかくそくりょう)は、ある基線の両端にある既知の点から測定したい点への角度をそれぞれ測定することによって、その点の位置を決定する三角法および幾何学を用いた測量方法である。 その点までの距離を直接測る三辺測量と対比される。 既知の1辺と2か所の角度から、三角形の3番目の頂点として測定点を決定することができる。

 引用:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E8%A7%92%E6%B8%AC%E9%87%8F

 

 

つまり、地上の2地点から

真っ直ぐに山頂へ向かって登頂し、

その角度と距離によって山頂の標高を

推測するという方法ですね。

 

ただ、当時のインドって発展途上で、

それほど高度な技術も豊富な資金も

なかったでしょうから、

その精度はどの程度のものなのか

疑問が残るのも事実ですよね。



実はその後にも、1999年に中国、

2005年にはアメリカがGPSでの

測定をしており、この標高8,850mは

ネパール政府非公認ですが、

広く認められているとのこと。

 

そこで、気になるのが今回の

測量方法ですよね。

 

さっそくチェックしてみましょう。



エベレストの標高の測り方2019年ネパールの調査はGPSで!

今回のネパール調査団による

エベレスト標高の調査は最新の

高度な測量方法ということで

どんな方法なのか、

結果はどうなるか興味深いです。

 

実際の測り方は、GPSを持参して

頂上にそれを置いてくるだけとのことですが、

この仕事もなかなか危険が伴いますね。

 

宇宙から軍事衛生を使って登頂せずに

測量することはできないのかと思ったのですが、

それも費用がかかりすぎるのでしょうか。

 

そして、疑問に思ったのが、

温暖化で海面が上昇している分の

誤差はどのように考えていくのでしょう。

 

また山頂に積もった雪を除くのかどうか

によっても結果は変わってしまうようで、

どのように正確なデータをとって

いくのでしょうか?

 

次は、標高が高くなる要因と

低くなる要因を見てみましょう。



エベレストの高さの変化の要因は?

さて、実際に測ってみないとわかりませんが、

標高が8,848mよりも高くなっているのか?

それとも低くなっているのか?

とても気になりますね。

 

そこで、エベレストの標高が高くなる要因と

低くなる要因をまとめました。



エベレストの標高が高くなる要因は、

地殻変動により年々、

地盤が盛り上がってきているから

というのが一番の理由です。

 

一方、エベレストの標高が低くなる要因は、

・2015年のネパール地震による影響

地球温暖化による海面上昇(基準点が上がるため)

ですね。

 

ただし、地盤上昇によって

標高がが上がっても山頂部は風化がひどく、

侵食されてしまってこれ以上は高くならない

という意見もあるのでどうなのでしょうか?



次は、もしエベレストの標高が

今よりも低くなったら、

世界一の座を奪われてしまうのか?

という心配に迫っていきます。



世界一高い山はエベレストではない!? k2が世界一になるかも!?

すごく気になったのが、

エベレストって世界最高峰ですよね?

 

もしも8,848mよりも低い結果が出たら

世界一ではなくなってしまうのでは?

世界第二位のK2との差はどれくらいなのか?

チェックしていきましょう。

 

世界で2番目に高い山はK2でして、

その標高は8,611 mでした。

 

現時点では、その差は237m!

 

これってかなりの差があるので、

さすがにK2に負けるということはない

ような気もしますが、地震の影響や

地球温暖化の影響もあなどれません。

 

実際にはどうなるのか?

結果が楽しみですね~。



まとめ

世界第一位の高さを誇るエベレストの

標高を65年ぶりに再計測するとは

とても興味深い試みですよね。

 

ネパールの調査団が

2019年4月10日出発して、

計測が完了するのはいつになるのでしょう。

 

果たしてその結果、

現在のエベレストの標高は何メートルなのか?

 

8848メートルよりも低くなっているのか?

それとも高くなっているのか?

気になりますよね。

 

万が一、世界第二位の山K2よりも低かった

なんてことになれば大変なことになりますが、

その差は237mありますので

さすがに世界第一位の座を譲ることには

ならなそうですが、どうなのでしょうか?

 

今後も注目していきましょう!