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高齢者が自転車に乗るのは何歳まで?ふらつきと転倒防止対策で安全に!

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自転車はちょっと出かける際に便利ですが、

年齢を重ねていくうちに

周りからも危ないからやめてと言われたり、

遠回しにでもそのような話を

されることもあるかもしれません。

 

近年は、高齢者による自転車の事故も

増えてきていますし、

そんなニュースを見ると、

「ふと自分も大丈夫かな?」と

不安になっている方も少なくありません。

 

 

ただ、個人差もありますが、

足腰が丈夫な方でしたら、

80歳90歳になっても

乗っている人はいますよね。

 

果たして、何歳まで

自転車に乗っていてもいいのでしょうか?

 

ふらつきに気をつけて、

安全に自転車に乗るコツもあわせて紹介します。

 

 

高齢者が自転車に乗れるのは何歳まで?

65歳からはみな高齢者ですが、

まだまだ普通に自転車に乗っている、

安全に運転できる能力が十分ある年齢

と言えるのではないでしょうか。

 

そこからどんどん年令を重ねて、

いつになったら、

もう自転車に乗るのは危険だ、厳しい…

と判断されるような状態になるのか?

気になります。

 

ただ、これは法律で定められているわけでもなく、

個人と家族の判断に委ねられているのが

現状です。

 

 

ちなみに、

私の祖母は78歳のときに、

自転車に乗ることをやめました。

 

その理由というのが、

整形外科の医師に、

75歳をすぎたら「後期高齢者」といて

体力的にも、認知的にも、

あらゆる能力がぐっと落ちてくるから

というものでした。

 

それを聞いて、祖母が事故に合う可能性もありますし、

事故を引き起こすきっかけになるかもしれない、

なにか起こってからでは家族も後悔するということで、

やめてもらうことにしたのでした。

 

 

やはり本人はお友達のところへ行ったり、

ちょとした買い物をしたりといった用途で

自転車が大活躍していたので、

それがなくなることに不満でした…

 

しかし、結局は何度も本人に説明し、

医師からもお話してもらうことで、

健康なうちに自転車を乗るのを

やめてもらうことに成功しました。

 

 

何歳までならというのは、

個人差もあるので、

一概にいつまでとは言えませんが、

やはり75歳を超えたら、

かなり危険だということは頭に置いて

置かなくてはいけないのかなと思っています。

 

 

そして、乗るのであれば、

何よりもふらつきに注意が必要なので、

気をつけることも紹介しますね。

 

 

高齢者の自転車運転はふらつきに注意!

まず、高齢者の運転で危険だと言われる点で、

「ふらつき」の危険性を

訴えている事が多いです。

 

しかし、そもそもなぜ、

高齢者の運転で「ふらついている」と

感じることが多いのでしょうか。

 

それは…

「危険察知」と「危険回避」能力が

低下してきてしまうからです。

 

 

まず「危険察知」能力

 

高齢者は非高齢者と比べ、

視力が低下し、視野も狭くなってきます。

 

周囲の危険を察知する能力が

だんだん低下してきます。

 

そのため、

危険に対して対応が遅くなってしまいます。

 

 

次に「危険回避」能力

 

バランス感覚の低下が原因です。

反射神経や筋力が衰えて、

危険をすぐに回避できなくなっています。

 

なので、

高齢者の事故が起こりやすい状況に

なってしまいます。

 

自転車に乗っているときに、

ふらついて転倒してしまうと、

重大な事故に遭う可能性があります。

 

 

例えば、

車道で自転車をこいでいるときに

転倒してしまったら、

車はすぐ近くにいるので、

本当に危険です。

 

私もよく自転車に乗るのですが、

ふらついている自転車をよく見かけて

心配にもなります。

 

ただ高齢者だから「怖い」といって、

あの便利な自転車を手放すわけにはいきません!

 

そこで何か対策はないのか?

ということでご紹介します。

 

 

高齢者の自転車運転での転倒防止対策は?

気軽に乗ることができる自転車、

だからこそ安全に長く乗り回したいですよね!

 

次は、転倒防止の対策をご紹介していきます♪

 

 

1.乗りやすい自転車を選ぶ

まず一番重要なポイント、

「乗りやすい自転車を選ぶ」ことです。

 

 

私も最初は「乗れるなら、なんでもいい」と

思っていた時期もありました…

 

自転車を買い替えたときに、

サドルが自分の身長にあった高さにしてもらうと、

あら不思議なことに、とても乗りやすい!

 

 

サドルは低めに調整すると、

より乗りやすくなり、転倒の危険は減ります。

 

まずはお持ちの自転車の調整を

してみるのもいいかもしれません。

 

ご自身で調整することもできますが、

近くの自転車屋さんで調整してもらうと安心ですね♪

 

 

2.のせる荷物は最小限に

あとは、

荷物をなるべく載せないようにしましょう。

 

重い荷物になればなるほど、

ふらつきやすくなります。

 

 

自転車に乗って、

近所のスーパーにお買い物しに行くこともあると思います。

 

帰るときには大荷物!

 

重い荷物は、

後ろの荷台ではなく、

前かごに載せるようにして下さい。

 

後ろに重心がくると、

ふらつきます。

 

重たい荷物は前かご、

軽い荷物を荷台に載せるようにしましょう。

 

 

3.電動アシスト自転車ならもっと安心!

それでも怖いし、より安全なものを

という場合におすすめなのが

これを機に3輪の電動アシスト自転車

買うという選択肢。

 

電動アシスト自転車は、

電動モーターが付いている自転車です。

 

普通の自転車よりも弱い力で走ります。

 

それに3輪ですので、

2輪の自転車よりもふらつきにくくなりますよ。

 

 

 

ということで、特に年齢制限はない

自転車の運転ですが、

だからこそ自己責任が問われてしまいます。

 

体力も認知能力も落ちてしまっている

高齢者であっても乗れないことはありませんが、

それだけの危険を伴うということは

忘れてはいけませんね。

 

運転している高齢者自身が被害にあうこともありますし、

自転車であっても他人を巻き込むような

事故を引き起こしてしまうかもしれません。

 

 

そして、高齢者の方々ならではの

ふらつきが心配なら、

安全に乗れるように対策をとって

乗って欲しいものです。

 

安全快適な自転車生活が送れますように!