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休み明け学校に行きたくないと言われたら?親として力になるために

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楽しかった休みも終わり、

また通常通りの学校生活が始まる時、

場合よっては子供たちにとって

緊張の瞬間になることもあるんですよね。

 

GW明けや、夏休みが終わって新学期の始まる

「9月1日」前後というのは子どもたちが

自らの命を絶つことが増える時期でもあります。

 

私自身、一児の母ですが自分の子どもに限って・・

と考えたくないことではありますが、

そうも言っていられない問題です。

 

子どもたちのことを一番近くで見ているのは親。

 

しかしながら近くにいすぎるが故に気付けなかったり、

どう接していいかわからなくなってしまう

こともあるかと思います。

 

そこで、今回はそんな子どもたちが発するサインと、

親としての接し方についてまとめてみました。

 

 

中学生が学校に行きたくないのは「いじめ」による不調か思春期の不調か?

今回は一旦「いじめ」にあっている子どもたちが発する

サインについてテーマにしますが、

 

親目線になってみると様子が変だな?

と思って声をかけた時に「ほっておいてよ!」

なんて言われてしまうと

「反抗期かなぁ」なんて思ってしまいますよね。

 

思春期特有の心の不安定さと、

いじめによる不調というのは

実は判別しにくいと言われているんです。

 

 

私自身、ちょうど中学二年生の時に

夏休み前の些細な出来事をキッカケに

学校に行くのが怖くなってしまった経験がありました。

 

その時の原因というのは、

今思い返せば同級生からのちょっとした

「からかい」だったのですが、

当時の私にとっては心にチクッと

刺さってしまったんですね。

 

状況としては「いじめ」未満

「思春期の心の不安定さ」以上というような感じでしょうか。

 

 

夏休み明けから学校から足が遠のいてしまい、

親からは「どうしたの?」

「何かあったの?」と質問の嵐でした。

 

それは当然ですよね、

今まで不通に学校に行っていた子どもが

突然行きたくないと言い出したらそうなるはずです。

 

その時の私は何があったのか

素直に話すことができずただふさぎ込んでしまいました。

 

 

その時の心境と私自身が親となった今言えることは、

「あなたに関心があるんだよ」ということを

伝え続けてほしいということです。

 

「いじめ」と「思春期の心の不安定さ」は

判別しにくいと書きましたが、

どちらにせよ自分に関心を向けてくれている人がいる、

ということが大きな心の支えになるんです。

 

「どうしたの?」と声をかける親に対して

当時の私は答えることができませんでしたが、

いつでも受け止めてくれる相手がそばにいるんだ、

という安心感がありました。

 

答えもしない私に対してきっと「仕方ないな」

と思いつつも関わり続けてくれた両親に

今ではとても感謝しています。

 

 

「いじめ」をキッカケとする体調不良って?

「原因不明の体調不良」と聞いてどう感じますか?

 

自分の子どもがわけもわからず

「なんとなく体調が悪いから学校に行きたくない」

と言ったら「そんなこと言ってないで行きなさい!」

と言いたくなるのが一般的な親心かもしれません。

 

 

しかしこの「原因不明の体調不良」というのが、

いじめを理由として命を絶ってしてしまった

子どもたちに見られた特徴でもあるんです。

 

いじめを受けている子どもたちは

周囲にSOSを出すことができず内にこもって

しまうことが多くあります。

 

言葉に発することができなくても、

身体からはサインが出ていることがあるんです。

 

食事が摂れなくなってしまう摂食障害

自分で自分を傷つける行為などの目に見えやすい変化はもちろん、

頭痛や腹痛に下痢・不眠など症状は様々です。

 

これらの症状が二週間以上続くようであれば

心療内科や思春期外来への

受診の目安となります。

 

 

TALKの原則で関わりましょう!

自分の子どもとは言え、

「いじめ」を受けているかもしれない

思春期真っただ中の子どもと

どう向き合っていいのかわからない・・

と困ってしまう方もいるかと思います。

 

そんな時に思い出してほしいのが

これから紹介するTALKの原則です。

 

これは自ら命を絶ってしまう危険性が

高まっている子どもへの関わり方として

紹介されているものです。

 

 

Tell  言葉に出して心配していることを伝える

Ask 「命を絶ってしまいたい」という気持ちについて、率直に尋ねる

Listen 絶望的な気持ちを傾聴する

Keep safe 安全を確保する

Tell、Ask、Listen、Keep safeの頭文字をつなげてTALKです。

 

 

まとめ

自分自身も子どもの頃があったのに、

自分の子どものこととなると関わり方って

難しいなぁ・・って思いますよね。

 

思春期を迎えて大人と子どもの間を

行き来している姿は見ているこっちが

もどかしいような気持ちになってしまったり。

 

でも安心してください。

 

子どもにとってどんな時でも

親は一番の理解者であり味方です。

 

休み明けの今、

お子さんの様子をよく見つめてみてください。

 

もしいつもと違う様子に気付いたら、

もしかしたらお子さんからのサインかもしれません。

 

親として、子供の身になって、

親身に関わることが私達親にできること。

 

・私にとってあなたは大事な存在

・あなたに関心があるから心配している

としっかりと目を見て伝えてあげたいものですね。