使いかけのスプレー缶はどう捨てる?穴あけなしで爆発を予防できる?
突然ですが、
使いかけのスプレー缶は
どう捨てていますか?
お掃除用品やヘアセットに使うスプレー缶、
最近ではDIYを楽しむ方も増えたので
塗料スプレー等々
ご家庭にスプレー缶が多くあるという
方も多いかと思います。
フタを開けてシューッと
気軽に使えるスプレー缶ですが、
なかなか使い切らずについつい
使いかけのものが増えていきますよね。
使いかけのものに限らず、
保管してあったスプレー缶が
爆発というニュースも
タイムリーに報道されています。
スプレー缶が増えてきたから
いざ捨てよう!と思った時に
気がかりなのが、捨て方です。
スプレー缶を捨てようとして爆発した!
なんてニュースも時々見るし、
ちょっと怖い…。
スプレー缶を捨てる時の穴あけ器具も
販売されているけれど
自分で使うのはちょっと不安ですよね。
不動産店員、室内でスプレー缶処理 湯沸かし器引火か 札幌爆発https://t.co/8nH3GYYfww pic.twitter.com/s0NUs2zbEH
— 北海道新聞 (@doshinweb) 2018年12月17日
うちの区は穴を開けて捨ててって言うから、先月意を決してスプレー缶穴あけマシーン(マシンではなく缶切り的な器具)を使ってこないだぜんぶ捨てたのじゃ。穴を開けるだけで缶が破裂するのでは?という恐怖あるよねー。
— どの (@skmtnnmj) 2018年12月17日
そんなあなたのために
今回はスプレー缶の捨て方について
ご紹介いたします。
注:スプレー缶の捨て方には
各自治体ごとにルールがあります。
お住いの自治体のルールを最優先にしてください!
スプレー缶を捨てよう!穴は開ける?ガス抜きのルール
まずは基本的なルールです。
とても根本的なことですが、
基本は使い切ってから捨てること!
中身が残っている状態で
ゴミ回収に出してしまうと、
残っているガスに引火して
爆発や発火を招く可能性があります。
それを踏まえて、
使いかけのスプレー缶に残っている
ガスをいかに安全に抜くか、
ということが今回の問題です。
スプレーの中身を空気中に噴射する
必ず屋外で作業をしましょう。
塗料スプレー等の場合衣類が
汚れてしまう可能性もあるので
汚れても大丈夫な衣類での
作業をおススメします。
周囲に火気がないことを確認してから
実施しましょう。
屋外だから必ず安全という
わけではありません。
周りをよく見てから作業に当たりましょう。
噴射を続けてシューッという音が
聞こえなくなればガスが抜けたサインです。
商品に付属しているガス抜きキャップを使用する
最近では商品にガス抜き用の
キャップが付属しているものも
多くあります。
使い方の手順も明記されているので、
こちらを使用するのが
一番安全かもしれません。
スプレー缶といえば、久しぶりに買ったケープのキャップに穴あけ用の器具が付いていて便利でした
— えんち (エン・ツィイー) (@jewelamethyst) 2018年12月17日
ガス抜きもできたし、
さぁスプレー缶を捨てよう!
ここまで完了してようやく
出てくるのが穴あけをするのか、
しないのかの問題なんですね。
ここから先は各自治体によって
ルールが変わりますので、
ご自身がお住まいの自治体の
ルールを最優先に守ってくださいね。
スプレー缶に穴あけをする場合
これまでスプレー缶に穴を開ける際、
釘や金づちを使っていたというかた!
それはとても危険です。
火花が発生し引火する恐れがあるので
絶対にやめましょう。
やはりスプレー缶に穴を開ける際には
専用の器具を使用するのが
一番のようですね。
スプレー缶に穴あけをしない場合
実は最近、消費者のスプレー缶穴あけ時の
事故を考慮して、スプレー缶を
捨てる際の穴あけ不要という
自治体が増えているそうです。
自治体によってスプレー缶だけを
入れる袋が設置されていたり、
スプレー缶を入れた袋には
その旨を明記する等々、
安全に配慮したルールがあるようなので
みんなのためにも守りましょうね。
その場合にもガス抜きの作業は
必須になるので、
そこは忘れずに行いましょう。
【スプレー缶を捨てるときに「穴を開けないで」】
— BuzzFeed Japan (@BuzzFeedJapan) 2018年12月17日
エアゾール協会が推薦する正しい捨て方
(1)缶を空にする
(2)缶を振って空になったか確認する
(3)「ガス抜きキャップ」を使ってガスを抜く
(4)ごみに出す
!作業は屋外の風通しの良い場所で!
▶︎記事はこちらhttps://t.co/RekL7BxId4 pic.twitter.com/yogUSqGKax
未使用のスプレー缶の捨て方は?
次に、未使用のスプレー缶であっても
捨て方は基本的に変わりません。
ただ、ガス抜きの際に使いかけのものよりも
手間がかかるので注意が必要になります。
先ほどご紹介した屋外での
ガス抜き作業の際に、
バケツの中にキッチンペーパーなど
染み込ませるものがあると
量が多くても飛び散るのを
抑えられて安全です。
また未使用のスプレー缶を
ガス抜きする用の器具も
販売されているようなので、
そちらの使用もおススメです。
以上、スプレー缶の捨て方についてでした!
おうちに残っているスプレー缶を
お片付けして、
スッキリと新年を迎えましょう!