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生クリームは開封後1週間で固まりができても食べれる?腐った合図は?

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ケーキやお料理で、ちょっとだけ使うということも多い生クリーム。

ホールケーキを作った時には使いきれるけれど、カルボナーラとかチーズケーキを作る時には1本の半量しか使わない、ということも多いですよね。

今回は、余った生クリームを開けてから1週間経ってしまっても食べれるのか?固まりができていても大丈夫なのか?解説します。

また完全にアウトな腐った状態の見分け方についてお伝えします。

生クリームは開封後1週間過ぎても食べられる?

ずばり、開封後1週間も経ってしまうと、その状態はかなりあやしいというのが結論です。

ただ、生クリームと言っても種類があって、種類によって比較的保存がきくものもありますので種類ごとにお話します。

「純生クリーム」とか「いつものお菓子やお料理に…ホイップ」とか書いてあるものとに分かれているのは見たことがあると思います。

これらの違いは、まずは乳脂肪の濃度。続いて添加物の有無と、脂肪の種類に分けられます。ダイエットに気を遣う人だと、「植物性脂肪」が高いものを使ったりしますよね。

添加物や脂肪分によって、味や舌触りだけでなく、カロリーも変わってくるのが「生クリーム」なのです。

さらに、それぞれの種類によっては、消費期限も異なります。

低脂肪であったり、植物性脂肪のものであったりすると、未開封での消費期限が長く設定されているものが多いですよね。

ケーキやお料理に使う予定があるけれど、ちょっと先になりそう、という時には植物性脂肪のものを選ぶことをオススメします。

クリームを絞った時の形などの維持する力も高いですし、口当たりがさっぱりしています。

もし、本格的なこっくりした味や舌触りのものを作りたい時には、作る予定の前日くらいに買うのが一番新鮮でおいしいものが使えます。

さて、問題は開封後です。メニューによっては100mlしか使わなくて、大体200ml入っている生クリームは絶対余ります。

その時、いつまで美味しく食べられるかというと、植物性脂肪が多いホイップは開封後長くても3日後です。

「クリーム」と種類別のところに記載があるものに限っては、翌日までに使いきることにしましょう。

「クリーム」と書いてあるものは、生乳の脂肪分が高く、添加物が入っていないものが多いので、空気に触れたらそこからどんどん雑菌が繁殖してゆきます。

開封したらホイップしてケーキに塗りたくるか、絞り袋に入れて絞り出し、それをそのまま凍らせるか、製氷皿などに入れて凍らせるなどして、生の状態で空気に触れないようにしましょう。

冷凍すると、1ヵ月ほどは食べることが可能になります。

続いて、生クリームをあけたら部分的に固まっていたなんてこともありますが、それは食べても大丈夫なのでしょうか?

生クリームは開封後1週間過ぎて固まりがあっても大丈夫?

脂肪分が固まったものが出始めたら…その紙パックの中は雑菌の宝庫となっていると思って間違いありません。

どうしても使いたい場合は、まず臭いを嗅いでみて、酸っぱいにおいがしないかを確認してみましょう。

さらにスプーンですくってみて、ひと舐めして刺激が舌にこないようなら、ギリギリいけるでしょう。

スプーンなどに垂らしてみて、質感がさほど変わっていないなら、しっかり加熱して使うこと。ポタージュなどに使ってしまうのがオススメです。

「乳等を主原料とする食品」と種類のところに記載があるもの(ここでは「ホイップ」と呼びます)については、開封しても数日は何も変化が起こらないものが多いようです。

とはいえ、1週間はさすがに置き過ぎかも…。しかし、うっかり置いてしまうのが生クリームやホイップというものです。

こういう時は、まずはがばりと開封して、中の様子を確かめます。

紙容器のフチに固まりが浮き始めていたら、ギリギリ。
分離して固まりができて水分の中にあったら、それはもう食べない方が健康上安心です。

乳製品での食中毒は、本当に苦しいものですから、開封して少しでも分離しているようであれば、もう加熱するとかしないとかの問題以前に捨ててしまいましょう。

では、生クリームが完全に腐ってしまったらどんな感じになるのでしょうか?

生クリームは腐るとどうなる?

生クリームやホイップは、開封したら1日から3日のうちに使いきらないと健康上にはハイリスクだとお伝えしてきましたが、実際に腐らせてしまうとどうなるのでしょうか?

私、実は何回か腐らせてしまって、捨てる時にその気持ち悪さに「うううう」とナゾのうめき声を出しながら廃棄したことがあります…。

まず、見た目はちょっと黄色っぽくなります。あと、すごくシャバシャバと水っぽくなります。

生クリームやホイップの中には、脂肪分が低いものも高いものも乳化剤というものが入っていることがありますが、それが機能しなくなるとあのとろっとした質感が失われて水っぽくなるのです。

調べてみたところ、それ以上置くと赤かびが生えてくるそうです…おそろしい…。

 

味やにおいの変化としては、すっぱくなるのが特徴。ヨーグルトも消費期限をはるかに超えると、普通の酸味じゃないすっぱさが襲ってくるの、お分かりになりますか?あんな感じで舌に突き刺さるすっぱさがあります。

その他の見かけとしては、脂肪分が固まってダマダマだらけになります。ちょっとシンクやお皿に垂らしてみて、水っぽいと思ったらそれはもうアウトだと思った方が安全です。

生クリーム特有の、とろりとした感じが最初に開封した時より薄いと思ったら危険信号です。アウトの状態のものは、絶対に食べないで下さい。

生クリームの賞味期限が過ぎてしまったらまとめ

生クリームやホイップは、未開封の状態だと賞味期限にかなりの差がありますが、開封後は「生クリーム」は翌日まで、「ホイップ」は長くても3日後までと思ってください。

  • 「クリーム」と書いてあるものは開封後翌日までに使いきる
  • 「乳等を原料とする食品」と書いてあるものは開封後3日で使いきる
  • どうしても捨てられない時は冷凍してしまう
  • ホイップしたものは絞り袋に入れて絞り出して冷凍してもよい
  • 液体のものは製氷皿で凍らせるか、保存袋に入れて凍らせる
  • 開封したものを数日置いてしまったら、中をしっかり確認する

あると何かと便利な生クリームですが、開封してしまったらとにかく集中的に使うメニューを作って使いきることがオススメです。

3日以上たったものに関しては、涙をのんで捨てましょう。

次に買って余ったら、お砂糖を加えてホイップして、絞り袋で絞って冷凍すると、コーヒーや紅茶にプカプカ浮かべて気分のよいティータイムを過ごせますので、ぜひお試しください。

冷凍した場合も1ヵ月を目安に使いきってくださいね。