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祝日に国旗掲揚する意味は?振替休日でも玄関に飾るものなの?

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祝日になると玄関先に

日本国旗が飾られている家を

見たことはありませんか?

 

もしくは街中で国旗が掲揚されているのを

目にしたことがあるかもしれません。

 

じつは、祝日に日本国旗を掲揚するのは

古くからの慣習です。

 

日本だけでなく、海外でも同様の慣習があり

日本よりもずっと浸透しています。

 

国旗を掲げることから、祝日を「旗日」と呼ぶことも。

 

 

以前は祝日に街中や個人の玄関先に

日本国旗を掲揚することが当たり前でした。

 

現在も玄関先に国旗を掲揚するための

金具がある家が見受けられます。

 

なぜこういった慣習があるのか?

また掲揚する際の決まりごとはあるのか?

まとめてみました。

 

 

国旗掲揚を祝日にする意味は?

そもそも国民の祝日とは

国民の祝日に関する法律第1条に

 

「自に由と平和を求めてやまない日本国民は、

美しい風習を育てつつ、よりよき社会、

より豊かな生活を築きあげるために、

ここに国民こぞって祝い、感謝し、

又は記念する日を定め、

これを「国民の祝日」と名づける。」

と記されています。

 

 

何やら難しいですが

簡単に言うと「国民の祝日」は国民全員で感謝、

お祝いするための日なんですね。

 

国旗を掲げるのも、国家国民全員で

祝日をお祝いする意味をこめてのものです。

 

 

祝日には国旗!振替休日はどうする?

ときどき、国民の祝日が日曜日にあたることがあり

その際には翌日が振替休日となる場合がありますよね。

 

そんなとき、振替休日には国旗は掲揚するのか?

気になりますね。

 

 

結論から言うと、振替休日には国旗は掲揚しません。

 

国民の祝日は法律で定められた祝日です。

 

その当日だけが祝日にあたり、

振替休日に関しては「国民の休日」という

呼ばれ方をすることもあります。

 

日曜日はお休みの人が多いですが、

日曜日も法律で定められた祝日ではないため

国旗は掲げません。

 

振替休日に関しても、

祝日ではなく休日となるため

国旗の掲揚は行わないということになっているんです。

 

国民の祝日当日のみ国旗を飾るようにしましょう。

 

 

国旗の飾り方!玄関での飾り方

国民の祝日をお祝いする意味をもつ国家掲揚。

 

そんな意味があるのなら改めて

自分の家でも国旗を飾りたいという人が

いらっしゃるかもしれません。

 

そんな方のために、

国旗を飾るときの決まりを

以下の通りまとめました。

 

 

掲揚は日の出から日の入りまでと決まっています。

 

前の日から飾っておくことや、

一晩中国旗を掲揚することはダメなんですね。

 

また雨の日は屋外に国旗を掲揚してはいけません。

汚れたり破れたりしている国旗の掲揚もやめましょう。

 

 

いずれの決まりも、

国旗に対する敬意を表する意味があります。

 

国旗は国家と国民の象徴です。

 

そのため国旗に対する敬意は

国家と国民への敬意でもあります。

 

せっかく国旗を飾ることで祝日をお祝いするつもりが

見た人を残念な気持ちにさせてしまう・・・

といったことがないよう気をつけましょう。

 

 

今や祝日に国旗を掲揚する家庭は

少なくなってしまいました。

 

けれど国旗の掲揚に

国民の祝日をお祝いする」という意味があると知ると

大事にしていきたい慣習だと感じます。

 

みなさんももう一度国旗の掲揚の慣習を

見直してみるのはいかがでしょうか。