旅館への持ち込み料の相場はどれくらい？飲み物やお菓子を持ち込むなら
旅館で売っている飲み物や
お菓子類ってなんだか高いって思いませんか？
しかも売っている飲み物も
お菓子も種類に偏りがあるし、
お子さん連れだったり赤ちゃんも
一緒だったりすると欲しいものが
手に入らない！なんてこともありますよね。
できるなら持ち込みしたいけれど、
旅館への食べ物や飲み物の持ち込みって
マナー違反にならないの？
ってちょっと心配に。
街中にあるレストランやカラオケなんかでは
「持ち込みお断り！」と
大きく書いてあることもありますが、
旅館ではあまり大々的には
そう書かれていることも少ないですよね？
でも旅館もサービスを提供してくれる場なので、
本来なら持ち込みは
好ましくないんだろうなぁ～
と気になり調べてみたところ
「持ち込み料」というのを
設定している旅館もあるんですね！
マナー違反にならないのかなぁ・・？
と心配しつつ、コソコソと持ち込むよりも
「持ち込み料」を支払うことで
後ろめたさなく旅館を利用できるなら
そのほうがいいじゃないか！
ということで今回は旅館の持ち込み料の相場、
そして飲み物や食べ物を持ち込みする際の
注意点などなどをご紹介します。
旅館への持ち込み料の相場はどれくらい？
今回私が調べたところによると、
持ち込み１つに対して
それぞれに持ち込み料が発生するパターンと、
持ち込みをする場合に一律で
持ち込み料が発生するパターンがありました。
一律の場合の持ち込み料は、
ずばり３０００円程度。
それぞれに持ち込み料が発生する場合は、
・５００mlのペットボトル１本あたり５００円～
・ワイン１本で１０００円
・一升瓶やウイスキーのボトルで２０００円程度
とのことでした。
お水１本で５００円だったら
旅館で販売しているお水のほうが
お手頃ですねぇ。
以前は「持ち込みは絶対禁止！
見つけたら持ち込み料支払っていただきます！」
という旅館が多かったようですが、
最近では赤ちゃんの離乳食や
お菓子などに関してはどうぞ～
と寛容になってきているようです。
あとはお部屋での飲食に関しては
持ち込みOKだけれど、
食事処での持ち込みはNG
というパターンもありました。
何はともあれ、
旅館を予約する時点で持ち込みについては
確認しておくのが安心ですね。
旅館へ飲み物を持ち込みする際の注意点
さて、持ち込み料の相場について
確認できたところで、
旅館に飲み物を持ち込む際の
注意点について押さえておきたいと思います。
旅館に到着したし、
持ち込み料も支払ってあるし、
さー！好きな物飲んじゃうぞー！！
と開放的な気持ちに
なってしまうのもわかりますが、
気を付けていただきたいポイントがあります。
それは持ち込んだ飲み物をどこに置くか、
というところです。
旅館によっては、お部屋備え付けの
冷蔵庫に空きスペースが場合には
ぜひそちらを利用しましょう。
飲み物をお部屋で飲む時ですが、
お部屋が和室の場合には畳の上に
直接飲み物を置いてしまうようなことが
ないようにだけ気をつけましょうね！
畳の上に飲み物がこぼされたあとがあったり、
こぼしていなくても缶やペットボトルの
水滴が畳のシミになってしまっていた、
という残念なトラブルもあるので、
そうならないように配慮したいものです。
せっかく持ち込み料も支払って、
旅館からも持ち込みOKが出ていますし、
お互いに気持ちよく利用したいですよね！
旅館への持ち込み！お菓子はどうなの？
続いてお菓子の持ち込みについてです。
お食事処への飲み物の持ち込みが
NGなのはわかるけど、
お部屋でお菓子食べるくらい
好きにしたっていいじゃない！
思いたくもなりますが…
調べてみると旅館での
飲食物持ち込みNGには
きちんと理由があったんですね～。
旅館もレストランやカラオケと同じように、
飲食物を提供する場ということで
一番気を遣っているのは「食中毒」の発生です。
一度旅館内で食中毒が発生してしまうと、
その原因が旅館側で提供したものであれ
持ち込みしたものであれ
「営業停止」になってしまう
リスクを背負っているということなんです。
まさかお菓子で食中毒なんて！
って思いたくもなりますが・・
いえいえそこはやっぱりお菓子の
持ち込みに関しても旅館に
一言伝えておくことで、
もしもの時にお互い安心ですよね。
旅館への持ち込みで生じたゴミの始末はどうする？
楽しかった旅館でのひと時も終わり、
あとは帰るだけ！
お部屋を出る前に一度
お部屋を振り返ってゴミの
チェックは大丈夫ですか？
ゴミの持ち帰りを指定されている場合は
もちろん忘れずに持ち帰りましょう。
持ち込みをOKしている旅館の場合、
ゴミも置いて行って大丈夫なことも多いですが、
だからと言って散らかしたままで
いいということではありませんよね。
そこはマナーとして、
ゴミ箱があればきちんとゴミ箱へ。
ゴミ箱に入りきらなければ
一か所にまとめておいたりと、
私たちからも「ありがとう」
の気持ちを込めた気遣いを残しておくことで、
これから先に持ち込みOKの旅館が
増えていくことにつながっていくんだと思います。
ちょっと長くなってしまったので
ポイントをまとめます！
・持ち込み料の相場は一律の場合３０００円程度、
それぞれにかかる場合は５００円～３０００円程度。
・持ち込みをする場合は予約の時点で確認！
・帰りのお片付けはきちんとして、
お互いにいい気持ちで旅館をあとにしよう！
ということでした。
旅館への気遣いも忘れずに、
お互いに気持ちよく利用したいですね。
