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新国立競技場は暑い!エアコンなしで大丈夫?対策は十分と言えるのか?

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2020年に開催される

東京オリンピックにあわせて

新しくなった「新国立競技場」!

 

オリンピック開催日は7月24日と

まさに真夏になるのですが

新国立競技場の暑さ対策が心配だと

話題になっています。

 

そこで、まさかのエアコンがない理由と

その代わりに取られている

暑さ対策について紹介します。

 

 

新国立競技場の暑さが心配されている…

さっそくSNSでもその暑さに

心配の声が上がっていますので、

少し紹介させていただきます。

 

 

 

2020年に開催される

東京オリンピックパラリンピック

メインスタジアムである、新国立競技場。

 

なんと6万人が収容できる大きさです。

 

 

「木のぬくもり」をテーマに

全国から取り寄せた木材が屋根に使われており、

茶色や緑などのアースカラーを基調にした

自然を感じさせる色彩の観客席。

 

今までの競技場のイメージとはまったく違い、

どこか「和」の雰囲気も感じられて

わくわくしてきますよね。

 

しかし、

東京オリンピックの開催期間は

7月24日~8月9日となっており

夏真っ盛りの時期です。

 

とにかく蒸し暑いのが特徴の日本の夏…。

特にこの独特の暑さに慣れていない

海外からの観光客の方々が心配になります…

 

 

そして、この新国立競技場の「つくり」が

真夏に開催のオリンピックでは

暑いのではないか…?という

心配の声があがっているのです。

 

 

新国立競技場にはエアコンが設置されない

個性的なつくりの新国立競技場ですが、

もっとも心配されている点は、

1階から3階まである観客席スタンドに

「エアコンがない」ということ。

 

最新の技術を導入した、

自然の風で涼をとる設計に

なっているということですが、

6万人の熱気があふれた空間に

エアコンなしだなんて…

 

本当に大丈夫なのでしょうか…?

 

よっぽど暑さ対策に自信があるのでしょうか。

 

 

実は、新国立競技場にエアコンが設置されない

一番の理由は「コストを下げるため」です。

 

 

新国立競技場を建設するにあたり、

約3000億円といわれていた

総工費を約半分の約1550億円にする

大幅なコスト削減が行われました。

 

その時に、エアコン導入の費用の

「約100億円」が

まず削られたというのです。

 

えっ、そこ削っていいの…?汗

という感じですよね。

 

 

1階~4階までのそれぞれの階には

冷房完備の休憩スペースはできるとの事ですが、

休憩スペースが満員にならないか心配です。

 

6万人の熱気は、想像するだけでも暑いです…。

 

今、熱中症の被害がとても心配な日本。

 

新国立競技場の暑さ対策には

どういうものがあるんでしょうか。

 

 

新国立競技場の暑さ対策はどうなっているの?

 

 

 

 

エアコン導入の費用100億円がカットされ、

そのかわりに「暑さ対策用」の設備に

10億円の予算が確保されています。

 

 

肝心の「暑さ対策」とは…?

 

まずひとつめは、

新国立競技場は建物の側面にある

通風口から入った空気が観客席をとおり

 

スタジアムの中心部にある屋根の

オープンスペースから抜けていくような

つくりになっています。

 

その「構造」により屋根のある日陰に入れば

体感温度はかなり下がる、というのです。

 

 

ふたつめは、

観客席に「気流創出ファン」(いわゆる扇風機)

が360度に185台設置されています。

 

 

みっつめは、

ゲート付近に8か所「ミスト冷却装置」の設置です。

 

 

新国立競技場の暑さ対策は

・建物の構造

・気流創出ファン

・ミスト

の3点と言うことになります。

 

 

暑いのか、涼しいのか…

 

蓋を開けてみないとわかりませんが、

観客も選手も快適で素敵なオリンピックに

なることを願います。

 

 

建築士の変更や、

当初の予定から総工費を大幅削減したり

色々あった新国立競技場。

 

無事に完成した後には、

オープニングイベントが12月に行われます。

 

 

確かにオリンピック開催期間中の暑さは心配ですが、

せっかく新しくなった「新国立競技場」を

有効活用してほしいですね~。