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大嘗祭は祝日になるのか?2019年だけ特別!?新嘗祭との違いは?

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大嘗祭(だいじょうさい)」という言葉、

文字はよく見るし、よく聞くな~、

しかしこの日は祝日になるのか??

 

そして、そもそもどんな意味のある日なのかも

一緒にご紹介したいと思います。

 

大嘗祭の意味

・2019年の大嘗祭は祝日なのか?

大嘗祭で行われる行事はどんなもの?

の順に紹介していきます。

 

 

大嘗祭の意味とは?2019年だけの特別な名称!?

まず、大嘗祭というのは、

新しい天皇が即位してから

初めて行う新嘗祭(にいなめさい)のこと!

 

という説明が多く見られますが

そう言われてもピンときませんよね?

 

 

もっとわかりやすく解説しましょう。

 

あれ?ということは

大嘗祭新嘗祭って同じなの?

 

いえいえ、

似ているようでちょっと違うんです。

 

新嘗祭の中でも特別なものが

大嘗祭ということになるんです。

 

 

まず、新嘗祭とは毎年11月23日に

行われる宮中祭祀です。

 

宮中祭祀というのは天皇陛下が行う行事のことで、

日本という国や私たち国民の安寧や

平和を祈るものです。

 

 

そんな毎年ある新嘗祭ですが、

新しい天皇陛下が即位した年に限っては

大嘗祭という呼び名に変わるんです。

 

呼び名だけではなくその内容も

少し変わるんですって!

 

天皇即位につき一回だけ!

となると特別な行事ですもんね。

 

 

ということは…

国民みんなで祈るために祝日になるのか??

ということでみていきましょう。

 

 

2019年の大嘗祭は祝日!?

ちょっとスペシャルな行事「大嘗祭」なので、

もしてかして祝日になるの?

と調べてみましたが、

結論から言ってしまうと祝日ではありません!

 

11月23日はもともと天皇に関係する祭日で、

現在は「勤労感謝の日」で祝日ですが、

 

大嘗祭は11月14日~15日なので

普通の木曜・金曜で平日です。

 

 

うーん、お休みが増えると期待していたので

残念ではありますが、

勤労感謝の日がありますからねー。

 

 

次は大嘗祭ではどのようなことが

行われているのかを解説します。

 

 

大嘗祭はどんな行事なの?

先ほど新嘗祭の今年限定バージョンが

大嘗祭であると説明しましたが、

ここでは大嘗祭がいつ・どこで・

どんなことをしているのかを

解説していきましょう!

 

大嘗祭が行われる場所は

「大嘗宮」という大嘗祭用の

特別な祭場なんです。

 

新嘗祭は毎年行われる場所が

決まっていますが、

大嘗祭は行われる場所についても特別です。

 

 

行われる日程についても違いがあります。

 

先ほどの解説でもチラッと触れましたが、

新嘗祭が行われるのは毎年11月23日

と決まっていましたが、

 

大嘗祭新嘗祭よりも時間をかけて

行われるため日程にも違いがあります。

 

 

今年の大嘗祭

11月14日~15日です。

 

その二日間の中で

どのようなことが起きているかですが、

大嘗祭ってこんなにたくさんのことをしているんだ~

と驚くような内容がつまっていましたよ!

 

 

実は大嘗祭は11月14日だけではなく、

その前からもう動き始めているんです。

 

「斉田点定の儀」というのを

耳にしたことがありませんか?

 

あれは実は大嘗祭に向けての

行事の1つだったんですね~。

 

 

大嘗祭の中心となる行事では

神様たちに初穂をおさめるのですが、

その初穂を育てる田んぼの場所を決めましょう!

という行事です。

 

この行事では亀の甲羅を使って、

そのヒビの入り方によって

どこの田んぼから初穂を収穫するかを決める

という話をニュースで聞いたのが

私はすごーく印象に残っています。

 

 

この儀式によって大嘗祭でおさめる

初穂の収穫は栃木県と

京都府に決定しましたね。

 

そして育った稲穂を収穫する行事は

「斎田抜穂(さいでんぬいぼ)の儀」

という名前になっています。

 

 

その後11月13日、

大嘗祭の前日に「大嘗祭前一日鎮魂の儀」

という大嘗祭の前夜祭のようなものがあり、

 

そして11月14日にメインの行事となる

「大嘗宮の儀」を迎えることとなります。

 

 

ここではじめて先ほど収穫した初穂を

天皇陛下が神様たちにお供えして

国や私たちの安寧や平和を祈ることとなります。

 

 

これで大嘗祭は終わりなのかと思ったら、

この後にはさらに「大饗の儀」

というものがあって、

 

大饗の儀では大嘗祭でお供えされた

お米やお酒を大嘗祭に参加した人たちが

天皇陛下と一緒にいただく、

という行事なんです。

 

 

ただし、誰でも一緒に参加して食べられる

というわけではなく、

やっぱり国民の代表として選ばれた方たちだけ

ということでした。

 

ちょっとだけ期待してしまった

自分が恥ずかしい・・。

 

 

ニュースとかでチラッと

大嘗祭って聞くだけだと、

うんうんと聞き流していたけれど、

これだけの内容がつまっていたんですね~。

 

 

残念ながら大嘗祭の日は祝日にはなりませんが、

天皇即位の年にしか行われない

とっても特別な行事が「大嘗祭」です。

 

きっとニュースなどでも取り上げられる

ことになるでしょうし、

少しでも知っておくことで見方が変わりそうですね。